nekuradjです。
「MCネームを考える」「DJネームを考える」「トラックのタイトルを考える」「MIXCDのタイトルを考える」などなど、、、各活動において必ずと言っていいほど悩む「名前やタイトルを考える」という行為。
その名前が未来永劫残るものとなれば、そりゃあカッコ良くてイケてる名前を付けたいですよね。
でもそうやって考えれば考えるほど、深く悩んでしまって何時間も何日も考え込んで、結局良いタイトルが浮かばない・・・なんてことはありませんか。筆者はけっこうあります、、、笑
あまりそこに執着してない人もいると思いますし「タイトルより中身でしょ」っていう考えもごもっともなんですが、やっぱり名前からインパクトを与えられるならそれに越したことはないですよね。
ということで今回は、あくまで筆者個人の感覚ですが、名前や作品のタイトルを考える際「読み方」や「意味」がヒップホップ的にイケてる雰囲気のある英単語をまとめましたのでいくつか紹介させてもらいます。
これがみなさんのネーミングチョイスに少しでもお役に立ててもらえたら幸いです。
怪しげ・悪そうな雰囲気のあるワード
怪しげな、もしくは悪そうな雰囲気のあるワードをまずはご紹介します。悪そうとか怪しげな単語ってけっこうカッコよさに直結するイメージがありますよね。明るい雰囲気の単語と合わせるとさらに不気味感が増したりしてカッコ良かったり。アルファベッド順ではありませんので、そこはご了承ください、、、。
Venom(ヴェノム)
意味:毒液、悪意
マーベル・コミックが出しているアメコミのキャラクター「ヴェノム」もここから来ていて有名ですよね。筆者はこのヴェノムのキャラデザが好きで、いつかこの単語を何かのタイトルに使いたいと思って温めてます。笑
出典:pngkey.com
Hex(ヘックス)
意味:呪い
呪いとか魔法って「curse」とか「charm」とかが一般的に用いられているイメージですが、筆者はこの「Hex」という3文字で表現できるあたりが好きです。ちなみにこのHexは元は「Hexagon(ヘキサゴン)=六角形」から来ている六芒星の魔法や呪いを意味するものだそうです。
Phantom(ファントム)
意味:幻影、幽霊
有名な単語ではあると思いますが、個人的には「ファ・フィ・フ・フェ・フォ」の発音がけっこう好きなのでチョイスさせてもらいました。
Mad(マッド)
意味:狂った、熱狂、猛烈
Madは国によっても使われ方が多少違うそうですが、アメリカで一般的に使われる意味としては「狂っている」とか「頭にくる」みたいな意味です。コレをスラング的に解釈すれば「(良い意味で)ヤバイ」みたいなニュアンスになるでしょう。筆者はヒップホッププロデューサーのBudamunkとmabanuaが組んでやっているGreen Butterのというグループのアルバム「Ged Mad Relax」に感銘を受けてからこの単語はお気に入りになってます。Green Butterに関しては別な記事で少しご紹介しているのでお時間あればこちらも覗いてみてください。
ILL(イル)
意味:病気の、病的な
この単語は言わずと知れたヒップホップではよく出てくるワードですね。同じような病的な意味を持つ「sick」よりはILLの方がクールに聞こえてカッコいいですよね。
Mirage(ミラージュ)
意味:蜃気楼、幻覚
なんか怪しい匂いのする単語ですよね。完全に余談ですが昔コンビニでミラージュっていう安いワイン(500円くらいだったかな?)があって、お金ないときはそれを友達と買って回し飲みして、安く酔っ払って夜の街で遊んでたのがいい思い出です。笑
Sus(サス)
意味:怪しい
Suspicious(サスピシャス)の略であり、スラングとして「That’s so sus(めっちゃ怪しい)」みたいな感じでよく使われるそうです。
感情的な意味を持ったワード
続いて感情的な意味を持ったワードをいくつかご紹介します。
Earnest(アーネスト)
意味:本気、真面目
一般に用いられているワードではありますが、個人的にアーネストっていう発音の響きが好きで紹介させてもらいました。
Zenith(ゼニス)
意味:絶頂、天頂
とにかく最高の作品として打ち出したいときは「Zenith」の一言だけ付けてもいいんじゃないでしょうか。筆者的にけっこうパワーワードだと思いますが。しかもあんまり日本では聞かない気が、、、?
Zest(ゼスト)
意味:熱意、魅力
先ほどの「Zenith(ゼニス)」と少し響が似てますね。あと筆者は「 Z 」って文字自体のフォルムがカッコいいと思えるので好きです。
Nexus(ネクサス)
意味:繋がり、絆
感情的なワードとは言えないかもしれませんが、どこに割り振るか考えた結果ここにしました(笑)「 N 」も先ほどの「 Z 」を横にしたような形なのでけっこうフォルムが好きですね。
Maze(メイズ)
意味:困惑
怪しげな雰囲気もありますが、何かに迷っている(困っている)人へ向けてメッセージを送りたい作品のタイトルにするならこのワードチョイスはアリではないでしょうか。「be in a maze」で「途方に暮れる」という意味にもなります。
クールな雰囲気があるワード
続いてクールな雰囲気を出したいときに使えそうなワードをいくつかご紹介します。
Zephyr(ゼファー)
意味:そよ風
筆者の好きな「 Z 」の文字が使われたワードです。「ゼ」っていう濁点で濁した後に「ファー」って抜けていく感じのギャップある響が個人的には好きですね。
Clever(クレバー)
意味:賢い、ずる賢い、巧みな
知的な雰囲気のあるワードでカッコいいですね。これはどこかのインタビューで見たんですけど、日本人ラッパーの「KREVA」もこのCleverという単語を中学生の時に発見して「賢い」と「ずる賢い」という両方の意味を持っているところが良いなと思って今のKREVAという名前を名乗るようになったそうです。
Wisdom(ウィズダム)
意味:知恵、賢い、豊富な知識
これも知的な雰囲気があるし、あと「ウィズダム」って発音がなんか高級感漂う感じがして好きなんですよね。2009年にラッパーのSEEDAがILL-BOSSTINOとEMI MARIAをフューチャリングした「Wisdom」っていう曲があったんですけど、あれめっちゃ好きでしたね。前向きになれるっていうか。SEEDAのリリックで「ありがとうはカルマを切る言葉」ってのが当時の自分の中でのパンチラインでしたね。
Amorous(アマラス)
意味:好色の、色っぽい
大人っぽいアダルトな雰囲気があるワードですよね。カッコいいトラックとか出来たら是非このワードを使いたいところです。
Eternal(エターナル)
意味:永遠の、不滅の
テーマが壮大なものにマッチしそうなワードですね。個人的にはNujabesの「Reflection Eternal」がホント最高すぎてこのワードを使うのはおこがましいと思ってしまうほどです(笑)直訳すると「永遠の反映」となり、これは「今の自分は過去の先人たちの反映だ」という意味が込められているそうです。そんな自分たちもNujabes亡き今、彼の築いてきたものを今に反映して次世代に伝えていく必要があるのだと思います。
ということで、意味別的な感じで筆者の偏見ではありましたが、名前を決める際に使えそうなワードをご紹介させていただきました。
また筆者が影響されたワードが溜まってきたら、都度このブログで発信していきたいと思います。
皆様のタイトル決めのお悩みに対して少しでも痒いところに手が届くようなワードがあれば幸いです。
それでは今回はこのへんで。
最後までご覧いただきありがとうございました。