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「スラング」とは?ヒップホップ界隈で使われる有名な隠語を一部ご紹介。

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用語(スラング)

 

 

今回はまたヒップホップ用語のご紹介です。

 

前回のヒップホップ用語の記事は以下のリンクからご覧ください。

 

前回はラッパー・DJ視点での用語をいくつかご紹介しましたが、今回はスラングというのをご紹介します。

 

 

スラングとは?

 

そもそも、ヒップホップ用語とスラングって何が違うの?

 

スラングとは

 

俗語の英訳。改まった場面で用いられない品のない言葉で、広く知られている言葉も含む。

特定のエスニック集団職業年代生活環境生活様式趣味嗜好を共通にする集団の中でのみ通用する隠語略語俗語のこと。

引用元:Wikipedia

Wikipedia先生によるとこんな感じ。

 

ある特定の仲間内だけで使っている隠語や、公の場で発言し辛い言葉を別の言い方に置き換えた言葉のことです。

 

これはヒップホップ界隈だけでなく日本でも「2ちゃんねる」「SNS」から広まった若者言葉がスラング要素を含んでたりします。

 

 

ヒップホップスラング 5選

 

ヒップホップスラングの中でも特に知られる、ラップの歌詞などにもよく出てくるようなスラングを今回はまとめてみました。

 

ice(アイス)

 

とりあえず「アイス」と聞いたら「氷」とか「冷たいもの」を想像しますよね。もちろんスラングのiceは直訳的な意味ではなく高価な宝石(ダイヤモンド)」や「覚せい剤を意味するものになります。

 

ラップのリリックを見ているとiceという言葉は度々出てきます。大抵はダイヤモンドを指すことが多いです。ぜひ今後はその辺りにも注目して聴いてみてください。

 

Ice Cube

出典:fragile-osaka.com

 

元N.W.Aのメンバーで俳優、最近ではコメディ番組にも出演しアメリカでは人気者のラッパー「Ice Cube(アイス・キューブ)」のIceもスラングから来ているかと思いきや、昔9歳年上の兄の知り合いの女性と年齢をごまかして電話し遊ぶ約束をしたところ、それを知った兄から

“俺の彼女たちに話しかけるな!お前の顔を冷蔵庫にたたきつける、いや冷凍庫に突っ込んでやる!もしその顔を冷凍庫から取り出したら、お前の顔はアイス・キューブになっているはずだ!”

と怒鳴られ、それ以降友人達から「Ice Cube」と呼ばれるようになったそうです。笑

 

それはそれで面白い。笑

 

 

beef(ビーフ)

 

こちらも知らない人が聞いたらまず「牛肉」がイメージされますよね。笑

 

beefは揉め事を意味します。近年のヒップホップ界隈ではよく聞く言葉になりました。特にラッパー同士の揉め事がbeefとして取り上げられることが多いです。DJやダンサーなどのビーフはあまり聞かないですね。

 

揉め事と聞くとなんだか悪いイメージが先行しますが、もともとヒップホップはギャング団などの抗争を無血に終わらせる手段でもあったためこれはれっきとした文化の象徴なんです。

 

今の時代のビーフはどちらかと言うとマジな喧嘩ではなく、パフォーマンスみたいなものでディスられた内容についていかに上手くアンサーを返すか。っていうところで戦っているので、よく例えられるのは「ヒップホップのビーフはプロレスだ」みたいな感覚なんですよね。見ている側はそれを楽しんで見ていることが多いです。

 

 

big up(ビガップ、ビゴップ)

 

「big(大きい)」「up(上がる)」を合わせた言葉がスラングになってます。

 

ニュアンスとしては、相手を高いところまで持ち上げるということで感謝尊敬という意味を持ちます。ラッパーがリリックによく使ったりします。「ビガップ○○○(人の名前)」と言って、親や仲間に感謝する時によく使われるイメージですね。

 

 

candy(キャンディー)

 

この流れで来たらもうお分かりだと思いますがもちろんお菓子の飴じゃないです。笑

 

candyとは魅力的な女性(または男性)を指す言葉です。

 

そもそもアメリカではcandyって飴だけではなくチョコなどの甘いお菓子全般を指す言葉だそうです。まあなので「甘い物」が「魅力的な」っていうニュアンスで解釈されるようになったのでしょう。(筆者の臆測ですが。笑)

 

 

dog(ドッグ)

 

dogは仲間という意味があります。仲の良い男友達を指すことが多いです。

 

ただし発音が犬のdogとは若干異なるようで、発音を間違えると「不細工」という意味になってしまうそうです。この発音の差は正直筆者には難しいので、くれぐれも外人には使わないようにしたいと思います。笑

 

日本語も難しいと言われますが、私たち日本人からすると英語の発音もなかなか難しいですよね。

 

 

日本語のスラング(おまけ)

 

ヒップホップのスラングをご紹介してきましたが、もちろんヒップホップ以外のスラングもたくさんあります。

 

日本でも2ちゃんねるや今は若者がSNSを通じて広めた言葉が気付けばみんな使ってる共通のスラングとして扱われることが多く、例えば「垢(あか)」「アカウント」のことを指したり、「乙(おつ)」「お疲れ」のことを指したり、「厨房(ちゅうぼう)」「中学生(中坊)」を指しますよね。「kwsk」「詳しく教えて」って意味だったり。これらも立派な「隠語」ですよね。

 

 


 

いかがでしたでしょうか。

 

今回紹介したのは特に有名なスラングのほんの一部なので、まだまだ世の中に出回っている有名なスラングについては、また次回以降ご紹介していきたいと思います。

 

 

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