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Dos Monos『2019年 個人的印象に残った日本語ラップ』

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Artist

 

nekuradjです。

 

 

皆様、本年もよろしくお願い致します。

 

 

2019年10月にブログを開設し

然程、記事を投稿できず、終わってしまいました。

 

 

今年は、いろいろチャレンジしてみたいことが

多いのですが、ブログにもなるべく力を

入れていきたいと思います。

 

 

まだまだブログ初心者ですので

拙いライティングではありますが

長い目で見守って頂けると幸いです。

 

 

さて、新年1発目。

 

本当は昨年末に

2019年を振り返った記事を書くつもりでしたが

仕事が重なり、パソコンに迎えなかったため

年明け1発目にこの記事を書く事になってしまいました。

 

 

2019年、色々な音楽を聴いてきて

個人的に食らった「日本語ラップアルバム」を

紹介させて頂きたいと思います。

 

 

Dos Monos – Dos City

出典:cinra.net

 

2019年もいろいろ

カッコいい「ラップ」「トラック」

たくさんありましたが・・・

 

 

非常にオススメしたい!意味でも

1枚を取り上げるならやっぱりコレです。

 

 

舐達磨の「GODBREATH BUDDHACESS」

迷ったのですが、舐達磨は既にカッコよさが

日本語ラップ界隈では十分浸透しているので

今回はこちらで。

 

Dos Monos とは

 

Dos Monos(ドスモノス)

出典:cinra.net

 

 

【メンバー】

  • 荘子it(ソウシット)
  • TAITAN MAN(タイタンマン)
  • (ボツ)

 

 

中高一貫校だった3人が、2015年に結成した

東京のヒップホップグループです。

 

 

2015年にCleopatra EP.というデモを会場限定でリリースしたらしいのですが

僕自身、Dos Monosを知ったのがその後だったためCleopatra EP.は

残念ながら聴けてません・・・。当時はMVも作っていたそうな。

 

 

当時はそれぞれ名前も違っていて

(荘子it、NGS、KZSu)

ライブ中心の活動だったそうです。

 

 

その後、没が留学したことをきっかけに2017年まで活動休止となります。

 

 

もちろん音楽に対する熱は冷めること無く

2017年、活動再開後は海外ライブを成功させたり

その年、日本最大級のミュージック・フェスである

「SUMMER SONIC 2017」の出演権を懸けた

「でれんの!? サマソニ!? 2017」にて、見事勝ち抜き

SPACE ODD賞を受賞し、サマソニ出演を果たします。

 

 

3人は音楽の趣味も割とバラバラだったそうですが

「世の中のメインストリームはこうだから、自分たちはあえてこっちで行こう」

的な、少しズレた世界観が3人の共通認識であり

その「ズレ」が普段の仕事や周囲とは共有できない部分で

そんなバイブスを共有できる仲間がこのDos Monosだったようです。

 

 

どこかで聞いた話なんですが

例えば、物凄い良い雰囲気のカップルが

公園のベンチでイチャイチャしているシーンが

あったとして、そのカップルの頭上を飛ぶ鳥の

体内について面白く音楽にしたい的な?笑

 

 

たぶん、本人たちのインタビューではないと思いますが

そんな世界観が感じられると誰かが言ってました。笑

 

 

わからなそうで、なんとなくわかる的な。

 

 

こういうのって感覚の話じゃないですか。

人ぞれぞれの解釈があるけど、

なんとなくコレっぽい。みたいな。

 

 

トラックとか聴いてて

非常にズレとかバグをアートに置き換えるのが

上手い人たちなんだなーと聴いてて思いました。

 

 

 

日本人初、LAのレーベル「Deathbomb Arc」と契約

 

Dos Monosは2018年に日本人で初となる

アメリカLAのレーベル「Deathbomb Arc」

契約し、国内外のリスナーから注目を集めることになります。

 

 

これはメンバーが音源をリリースするにあたって

どのレーベルからリリースしたいかを話していた際に

日本のレーベルに、あまりピンとくるものが無く

インターネットで調べたところ、

このDeathbomb Arcにたどり着き

(当時は名前も聞いたことなかったとか。)

 

 

彼らが当時影響を受けていた

JPEG MAFIADEATH GRIPS、CLIPPING

ここで音源をリリースしていたことを知り

彼らのズレた世界感にフィーリングが良かったことと

フィジカルの効いたパフォーマンススタイルに

影響を受けたことから、メールで自分たちの

Sound CloudのURLをDeathbomb Arcへ送ったところ

なんと二つ返事で契約に至ったそうです。

 

 

そして、今回のアルバム「Dos City」

このレーベルからリリースすることになります。

 

 

 

「Dos City」というアルバム

 

2019年3月満を持して、Deathbomb Arcから

「Dos City」をリリースします。

 

 

彼ら曰く、中学から一緒だった仲間と作り上げたものなので

10年近くの歳月をかけて製作したアルバムと

話しており、Dos Monosの集大成であり

渾身のアルバムになっていることは間違いないでしょう。

 

 

このDos Cityというアルバムは荘子it曰く

チェコのミハル・アイヴァスという作家の

「もうひとつの街」という小説が元ネタになっており

 

ある男が古本屋で手にした本を読むと

サメが空を飛んでいるというシュールな世界に

誘われる内容で、ただこの世界は実は元の世界と

表裏一体だった。というもので

 

その影響から自分たちの生まれ育った街(東京)も

裏側の世界(バグ)があり、そのコンセプトを持って作らてたのが

このDos Cityというアルバムだったそうです。

 

 

そんなコンプセプトとフリージャズやプログレッシブ・ロックに

影響を受けている荘子itの嗜好を存分に反映したビートの数々が

先述したバグ世界を見事に表現されているアルバムだと思います。

 

 

あと個人的には声も好きです。

掛け合いみたいな部分もカッコイイし

それぞれハッキリした個性が感じられます。

 

 

ズレやバグの感覚の音楽をガッチリ乗りこなすラップが

1度聴くと、最後まで流れるように聴いてしまいます。

 

 

 

ぜひ、アルバムは聴きましょう!

 

このDos Cityはアルバムを通して聴いても

35分くらいなので、非常に聴きやすいと思います。

最後までスルっと聴けちゃいます!

 

 

ぜひ、iTunesででも

アルバムを買って頂きたいところではありますが・・・

 

 

なんと荘子it曰く、今音楽を聴く上で

最もハードルの低いメディアはYouTubeだと

 

 

だから、YouTubeにアルバムフルで上げます。と、、、

 

 

ということでYouTubeに「Dos City」のフルバージョンが上がってます。

 

 

僕個人的にも是非聴いてもらいたいアーティストなので

以下にリンクを貼っておきます。

 

 

 

 

彼らの音楽はもっと評価されるべきです。

 

 

 

ということで、2019年個人的に食らった

日本語ラップアルバムの紹介でした。

 

 

こんな感じで、たまにアルバムとかアーティストの

紹介なんかも今後していきたいと思います。

 

 

 

それでは今回はこの辺で。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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