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バトルDJにおける「ビートジャグリング」とは?歴史や技術について

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DJ全般

 

 

nekuradjです。

 

 

バトルDJの特筆すべきジャンルの1つである

「ビートジャグリング」について紹介します。

 

 

以前記事にしておりますが、バトルDJには

「スクラッチ」「ビートジャグリング」という

主に2つの種目があります。

 

 

近年ではPCDJの導入や機材の進化によって

「トーンプレイ」なども比較的ルーティンに組み込む

DJも増えましたが、まず評価の基本となるのは

「スクラッチ」と「ビートジャグリング」のスキルです。

 

 

中でも今回はビートジャグリングについて

簡単に技術の部分などご紹介したいと思います。

 

 

スクラッチに関しては以前記事にしておりますので

ご興味ある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

 

 

ビートジャグリングとは?

 

DJ未経験者からすると

「スクラッチ」という言葉には少し聴き馴染みはあっても

ビートジャグリングと言われても、パッと

どのような事をしているのか思い浮かぶ人は

なかなか少ないと思います。

 

 

この技法には現在、様々な解釈がありますが

一般的に2枚のレコードを使う技術全て

認識してもらって構いません。

 

 

文で説明するのも、ややこしくなりそうなので

先に動画を見てもらいましょう。

 

 

 

 

これが、ビートジャグリングです。

 

 

本来2台のターンテーブルとミキサーは

曲と曲を途切れないように繋ぐためにあるものですが

ビートジャグリングをするときは、その概念は無くなり

左右のターンテーブルのどちらにも同じ曲をセットし

曲中のドラムの部分や声の部分を使ってリズムを崩し

新しいリズムを再構築するという技法です。

 

 

動画を見ると分かりますが

実は、左右のターンテーブルには

同じレコード(曲)がセットされております。

 

 

ビートジャグリングの歴史

 

もともとターンテーブルを楽器のように扱い

パフォーマンスをするようになったDJは

グランドマスター・フラッシュという

ヒップホップを語る上で必要不可欠な人物が出てきますが

現在の認識に近いビートジャグリングのスーパープレイを

世に見せつけたのはスティーブ・ディーというDJです。

 

彼は、1990年に

New Music Seminar’s Battle for World Supremacy」

というDJコンテストで優勝しております。

彼のビートジャグリングは観客達を異常なほどに熱狂させました。

 

 

1990年の

DMC(世界で一番大きいバトルDJの大会)の動画が

アップされたいたので、以下お時間あれば見てください。

 

 

 

 

観客達のボルテージはMAXですね。笑

 

 

ビートジャグリングの動画をいくつかご紹介

 

どんな技術においても、やはり

時間が経てば、次々と新しい技術が開発されるものです。

 

 

ビートジャグリングも同じで、現在では本当に目から鱗な

ビートジャグリングが世界中で披露されています。

 

 

素人の目からすれば

マジで何やってるかわからん。

 

ってレベルだと思いますが、日々進化していく

ビートジャグリングの動画を是非堪能してください。

 

 

1990年のDMCにて優勝したDJ Craze

(1998〜2000年の3年連続優勝した伝説的DJ)

 

 

2002年のDMCにて優勝したDJ Kentaro(日本人初のシングル部門優勝)

 

 

2007年のDMCにて優勝したDJ Rafik

 

 

2012年のDMCにて優勝したDJ 威蔵(日本人2人目のシングル部門優勝)

 

 

2014年のDMCにて優勝したMr Switch

 

 

 

ホント、どれもエグいことやってますね。

 

 

動きの早さはもちろん、よくそんな忙しくやって

リズムキープできるよなー。って感じです。

 

 

この領域の人たちって

こういう大会(大体年に1度)のために

懸ける想いが違うんですよね。

 

 

この領域に行き着くには、相当なストイックさと

DJに対する熱量が半端じゃないとできません。

 

 

戸愚呂弟(幽遊白書のキャラ)が

「何か一つを極めるということは、他の全てを捨てること」

 

ってセリフがあるんですけど、まさにそれですね。

 

 

仕事もそうですが、突き抜けた存在になるには

他を捨てて、孤独になることが大事なんですね。

(みんながみんなそうではないと思いますが…)

 

 

ということで、バトルDJにおける

必須種目であるビートジャグリングについて

簡単に紹介させてもらいました。

 

 

自分も良い意味で見習いたいと思います。

 

 

 

それでは今回はこの辺で。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

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