nekuradjです。
最近会社に行く時「身を切る寒さ」とか「肌を刺す寒さ」がまさにこの事だと実感するようになってきました。僕の住む札幌の早朝は大体マイナス気温です。
札幌は、札幌駅からすすきの駅まで約1.5km(徒歩で15分ほど)あるのですが、「チカホ」と呼ばれる地下歩行空間があって、そこから各お店に直結しているので、この間は外に出なくても大概の買い物が済んでしまうというなんとも雪国らしい有難い作りとなっておりまして、僕も冬はチカホしか歩かないのですが。笑
それで今日ふとチカホを歩いていた時に見つけたどデカイ広告がこちら。
世界の音楽、エンタメ界のビッグボスカップル、カーター夫妻(JAY-Z & BEYONCE)ではないですか!
札幌のメインストリートにこんなどデカく貼られたこちらの広告は、今年8月頃に発表された世界的ジュエリーブランド「Tiffany & Co.」の新キャンペーン「ABOUT LOVE(アバウトラブ)」によるものですね。
Tiffany & Co.の新キャンペーン「ABOUT LOVE」
出典:ティファニー
「ABOUT LOVE(アバウトラブ)」とは、Tiffany & Co.の新たなクリエイティブディレクションのもと制作された「現代の愛を称える」というコンセプトの下「時を超えた愛の美しさとその多様な側面を表現すると同時に現代の愛のあり方についてのビジョンを提示する」というキャンペーンだそうです。そこにこのビッグボスカップル(JAY-Z & BEYONCE)がモデルとして起用されました。
先ほどの3枚目の写真ではTiffany & Co.が所有する黒人画家バスキアの作品「Equals Pi(イコールズパイ)」が背景に飾られていて、Tiffany & Co.を彷彿させるティファニーブルーの絵がお洒落に感じる方も多いと思いますが、僕はそれもそうですが、バスキアも黒人だったという点や、JAY-Zもバスキアもブルックリン出身という事など、これは単なる飾りの絵ではなく、バスキアも3人目のモデルって感じの存在感があるように見えて、これを最初見たときは正直少しグッと来るものがあったんですよね。
黒人画家にしたって、ラッパーにしたって、当時はこんな世界的ジュエリーブランドのモデルになるなんて誰が想像したことか。っていう時代だったわけですから・・・
カーター夫妻着用の服や宝石のレベルがヤバい
出典:ティファニー
調べてみたところ、カーター夫妻が着用したドレスやタキシードは、映画「ティファニーで朝食を」であのオードリー・ヘプバーンが着用したブラックドレスのメーカーのものだそうです。
出典:映画board
さらにビヨンセが今回のキャンペーンで着用したイエローダイヤモンドは「ティファニーダイヤモンド」と呼ばれる世界最大にして最高峰のダイヤモンドと呼ばれていて、なんと「128.54カラット」もあるそうです。
カラット数に詳しくない方(僕自身w)のために比較用に簡単に説明すると、婚約指輪のダイヤが平均0.2〜0.4カラット、そこそこのセレブが着用するような大きいダイヤが大体2〜10カラットとか。実際は4Cによって値段や価値は結構違うみたいですが、それでも128.54カラットって化け物級の大きさですよね。(化け物って表現は失礼ですかね・・・)
ちなみにこのティファニーダイヤモンドを着用するのは、活動家のメアリー・ホワイトハウス(Mary Whitehouse)、オードリー・ヘプパーン(Audery Hepburn)、レディー・ガガ(Lady Gaga)に次いで世界で4人目だそうです。世界でまだ4人しか着用してないなんて驚愕ですね・・・さすがのビヨンセ様も光栄でしょうね。
ABOUT LOVE 現在の動き
今年9月には、映画「ティファニーで朝食を」の主題歌として知られる名曲「ムーン・リバー」をビヨンセがアレンジを加えて歌い、その様子をジェイ・Zがスーパー8 カメラで撮影している動画が公開されております。
また、ティファニーはこの動画公開後も、1年程かけ短編映画や動画を公開していくと発表しているそうです。
我々には一生かかっても手の届かないジュエリーたちも「ムーン・リバー」の曲もそうですが、この動画を見ていると女性なんかはうっとりしてしまうんじゃないでしょうか。
先述した通り、JAY-Zもビヨンセもバスキヨも生まれた当時は黒人であることに苦しみながらも日々勤勉や努力を尽くしたと思います。まさか将来の自分たちがここまで脚光を浴びて世界の頂点に立つような世界線で生きていくことは当時想像もしていなかったでしょうね。今となってはどんな素晴らしい企画に呼ばれてもスーパースターだし当たり前と思われがちですが、そういった過去を想像しながらティファニーの今回の起用のことを考えると、ホント感慨深いというか、アメリカン・ドリームってやっぱり夢あるな〜と思わされました。
今後もこのキャンペーンには驚かされることがあるかもしれませんね。