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Snoop Dogg 今年2作目となるスタジオアルバム「Snoop Dogg Presents Algorithm」は参加メンツが超豪華。

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HIPHOP 全般

nekuradjです。

 

記事にする内容としてはタイミングが少し遅れましたが、今回は先月11月にリリースされた我らがSnoop Dogg大先生の今年2枚目となるスタジオアルバム「Snoop Dogg Presents Algorithm」について少し紹介したいと思います。

 

Snoopはヒップホップの枠を飛び越え幅広い活動を行なっている事でも有名ですよね。バラエティ番組に出れば茶の間を盛り上げ、料理番組の司会をこなし、料理本まで出版。起業家としての活動、CMのイメージキャラクター、ドラマや映画の俳優、声優等、様々な活動をマルチにこなし、文化的なアイコンとなっている世界的スーパースターです。

 

そんなSnoopが今年6月になんと老舗ヒップホップレーベルの「DefJam Recordings」のエグゼクティブクリエイティブコンサルタント(最高戦略担当みたいな感じ?笑)に就任し、その就任後にリリースした最新アルバムがかなりのビッグメンツが参加していることで話題になってます。

 

アルバム「Algorithm」

 

Algorithm / Snoop Dogg

出典:Universal Music Japan

 

自身19作目となるスタジオアルバム「Snoop Dogg Presents Algorithm(アルゴリズム)」

内容は全25曲と結構ボリュームがあります。

 

実は今年4月にスタジオアルバム「From tha Streets 2 tha Suites」をリリースしており、今作AlgorithmはSnoopにとって年内2枚目のスタジオアルバムになります。(同年に2作スタジオアルバムをリリースするのはキャリア初。)

 

10月にリリースの正式発表があり、10/20に「Big Subwoofer」、11/5に「Murder Music」が先行リリースされております。個人的に「Murder Music」のトラックが超DOPEでめちゃくちゃカッコイイです。

 

 

 

今回のアルバムは最高戦略担当に就任した「DefJam Recordings」を介したリリースとなっており、Snoop自身にとってもこれまでの作品とは意気込みが違うようです。

 

Snoopは9月、米トーク番組にてDefJam内での自身の役割について

 

子供の頃からデフ・ジャムのファンで、彼らが抱えている才能についても知っている。自分にとって待ち望んでいた機会だった。だから、俺から所属アーティストに情報、知識、指導を与えることができればと思ったんだ。同時に新人アーティストを発掘し、彼らにも機会を与えたかった。デフ・ジャムは俺にとって完璧な場所だ。俺が元々大好きなのもあるし、ヒップホップにとって大きな意味を持っていて、社内のエネルギーを変える俺のような存在をひどく必要としていた。俺がそこに出向いた理由はたった一つ、再び音楽を鳴らし人々が本来感じるはずのフィーリングを感じてもらうためだ。

引用:Billboard JAPAN

 

と語り、再びヒップホップの息吹をDefJamから世界へ吹き込み、音楽シーンを盛り上げることに貢献しようと考えているようです。スーパースターのコメントって一言一言に重みと価値があるので、こういった発言はファンにとって嬉しいですよね。

 

「Algorithm」に参加した超豪華メンツ

 

先述した9月のトーク番組で「多数のビッグアーティストが参加している」と話していたので、前情報としてかなり期待されておりましたが、実際に公開されたトラックリストを見てみると発言通りのビッグアーティストが名を連ねてます。

 

(以下、トラックリストです。)

 

1. “Intro” 0:14
2. “Alright” (Method Man and Redman featuring Nefertitti Avani) 3:35
3. “No Bammer Weed” 3:05
4. “New Oldie” (Eric Bellinger and Usher featuring Snoop Dogg) 3:20
5. “Make Some Money” (Fabolous and Dave East featuring Snoop Dogg) 2:42
6. “Anxiety” (Malaya) 2:36
7. “Like My Weed” (Jane Handcock) 3:01
8. “Applying Pressure” (YK Osiris featuring Snoop Dogg) 2:43
9. “Go to War” (with Blxst) 2:51
10. “I Want You” (October London) 2:28
11. “GYU” (August 08 featuring Ty Dolla Sign and Bino Rideaux) 3:25
12. “Inspiration” (Malaya) 2:27
13. “Big Subwoofer” (Mount Westmore) 3:43
14. “Murder Music” (with Benny the Butcher, Jadakiss and Busta Rhymes) 4:02
15. “Been Thru” (Heydeon) 1:45
16. “Qualified” (featuring Larry June and October London) 2:32
17. “Everybody Dies” (Choc) 2:23
18. “By & By” (Jane Handcock) 2:44
19. “Diamond Life” (with DJ Cassidy featuring Mary J. Blige) 3:12
20. “Whatever You On” (Jane Handcock) 2:36
21. “Make It Last” (Nefertitti Avani) 2:06
22. “No Smut on My Name” (featuring Battle Loco and Kokane) 2:33
23. “Get My Money” (featuring Prohoezak) 3:21
24. “Steady” (Camino featuring D Smoke and Wiz Khalifa) 3:04
25. “Outro”

 

そもそも先行リリースされた「Big Woofer」が既に破茶滅茶な豪華メンツでした。

 

「Mount Westmore(マウント・ウェストモア)」というのはSnoopの誕生日である10/20に発表された曲でDefJamの戦略担当に就任した後の第一弾プロジェクトとして結成された「Snoop Dogg」「Ice Cube」「E-40」「Too $hort」からなるグループです。言わずもがな最強の西海岸勢が揃ったスーパーグループですね。

 

この曲の発表の際Snoopは

 

今回のアルバムは多くの才能とアルゴリズムを打ち破る多様なスタイルの音楽が詰まってる。今のアルゴリズムはラップの仕方や音の出し方は教えてくれるけど音楽の感じ方は教えてくれない。俺のアルゴリズムはサウンドじゃなくてフィーリングを提供する。

引用:discovermusic

 

そう語り、このアルバムに参加する多くのレジェンドたちと現在のアルゴリズムを一掃し、本来のフィーリングを取り戻そうとする試みがあることを話してます。アルバムのタイトルはそこからきているのでしょう。

 

また同じく先行リリースされた「Murder Music」は「Jadakiss」や「Busta Rhymes」、更にSnoopがDefJamの戦略担当に就任後すぐに契約させた「Benny the Butcher」が参加しており、こちらも超絶ハードな面々が揃っています。この2曲だけでも既にお腹いっぱいです。笑

 

他にもヒップホップモンスターグループWU-TANG CLANから「Method Man」、そして90年代初頭から既にDefJamのアーティストとして活躍していた「Redman」との1曲「Alright」

 

「セレブDJ」としてお馴染み「DJ Cassidy」プロデュースの「Mary J. Blige」を迎えた「Diamond Life」も必聴ですね。個人的にCassidyのトラックが好きで、これも最高。

 

 

 

他にもUsher、Wiz Khalifa、Fabolous、Ty Dolla $ugn・・・などなど豪華なメンツで彩られた「Snoop Dogg Presents Algorithm」全25曲は聴き余すことなく楽しめる1枚になっているのではないかと思います。

 

サブスク(Apple Musicなど)でも既に聴けますので是非Snoop戦略隊長の新たなヒップホップフィーリングを楽しんでいただければと思います。

 

今後の動きにも注目していきたいですね。

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